運転免許には、普通自動車をはじめ、自動二輪車(普通二輪・大型二輪)・大型車・大型特殊自動車(大特)・けん引自動車など、様々な自動車を運転するためのものがありますが、あなたが取りたい免許は何ですか?
普通自動車? 自動二輪? それとも大型車? どの車を運転するためには、どの運転免許を持っていなければならないか、ということについては、もう知ってますよね。
ですから、そういった話は置いといて、
このコーナーでは、「運転免許はどうやって取るのがいいのか?」というテーマについて考えていきます。
さて、運転免許証を取得する方法は、大きく2通りの方法に分けることができます。ひとつは、公安委員会が実施する運転免許試験を直接受験する方法。運転免許試験場へ行って学科試験と技能試験(実技試験=クルマやバイクを実際に運転して受ける試験)を受験する、「飛び込み受験」「一発試験」と言われるものが、この方法ですね。そして、もうひとつは、指定自動車教習所に入校する方法です。
結論から言うと、後者の「指定自動車教習所に入校する方法」をお勧めします。
では、なぜ、指定自動車教習所をお勧めするのか、そして、自動車教習所の前についている「指定」という言葉には、どういう意味があるのかを解説して行きます。
まず、教習所の話に入る前に、運転免許を取得するためには、どんなステップがあって、どんな試験を受けなければいけないのかを、普通免許(第一種)を例にして大まかに解説します。わかりやすくするために、運転免許試験場で受験する場合の説明にしていますが、教習所へ行く人も知っておいた方が良いでしょう。
⇒ 運転免許を取得するまでの流れ へ
次に、教習所には大きく分けて2つの種類がある、ということを説明します。この2つの種類の違いを知らずに教習所を選んでしまうと、後で大変なことになりかねません。そして、この2種類の教習所の違いがわかると、自動車教習所の前についている「指定」という言葉の意味もわかります。
続いて、指定自動車教習所に行く場合の、入校してから卒業するまでの大まかな流れを解説します。運転免許試験場へ行って受験する場合との違いも理解できるはずです。
⇒ 教習所に入校してから卒業するまで へ
自動車教習所や自動車学校に行くことを決めたとしても、もう一つの難しい選択が待っています。
そう、通学教習を選ぶか、合宿教習を選ぶか、という問題です。
誰かに相談してみても、答えは人によってまちまちで迷ってしまいます。何より、普通は一人の人が何回も運転免許を取ることはないので、通学教習で免許を取った人は通学のことだけ、合宿教習で取った人は合宿のことだけしかわかりません。それも、その人が行った教習所の情報しかないわけですから、すごくかたよった考え方で判断してしまうことにもなりかねません。そこで次のページでは、通学教習と合宿教習の、それぞれの特徴を解説します。
⇒ 通学教習と合宿教習の比較 へ